パワーブランドになるための法則

Mon, 16 November 2015

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パワーブランドと呼ばれるブランドはどんなものがあるでしょうか。
『パワー・ブランドの本質』(片平秀貴著、ダイヤモンド社)では、パワーブランドの定義こう定めています。
➀20年以上市場に君臨している
⓶世界の人が認めている
⓷ブランドの専門家(大学教授、広告マーケッターなど)が認めている
という3つの基準に基づいて、以下の7社をパワーブランドとして認定しています。

ウォルト・ディズニー
Coca-Cola
SONY
NIKE
ネスレ
BMW
メルセデス・ベンツ

これらのパワーブランド企業のトップ経営者のインタビューなどをもとに、ある共通点として9つの法則が抽出されています。

その中でも、今日みなさんとシェアしたいのがこちらの2つ。

1)夢の法則
2)一貫性の法則

こちらは、強いブランドをつくっていく上で、とてもとても参考になる法則だと思います。

1)夢の法則
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片平氏によると、世界のパワーブランドはいずれも、従業員および関係業者を奮い立たせ、顧客を歓喜させる「夢」があるそう。

パワーブランド企業に共通する3つの条件は
➀そのブランドにとって独自のもの
⓶そのブランドの現在置かれた立場から見て的外れでないこと
⓷究極的には実現可能なこと

んーー。。。よくわかりづらいと思うので、事例でいってみましょう。

NIKEの夢
「スポーツの頂点に立つこと」

BMWの夢
「人生を走る人に走る喜びを提供する」

ネスレの夢
「母心をもって世界に食物を供給する」

こうした夢が、一時的なスローガンではなく、何十年も受け継がれ、その夢を実現するためのアクションをきちんとつないでいること。CEOが変わっても、夢は変わらないで続く企業こそが、パワーブランドというわけです。

これって私たちのブランドでもとても大切なこと。
自分の会社のポリシーみたいなもの。

企業であってもそう。
今現在、サポートをさせていただいている企業さまも、一人ひとりは思いがあって、素晴らしいアイディアをお持ちですが、
気づかないうちに、この「夢」が当たり前すぎて忘れられたり、目の前の業績、市場の動向によって見失われるケースがとても多いなと思います。

「夢」っていうと大げさだけど、「ビジョン」「自分の目指すもの」に置き換えてみるとよいかと思います。

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2)一貫性の法則
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パワーブランド企業の経営トップの全員が発言しているといわれる
「ブランドには一貫性がなければならない」という言葉。
一貫性って、どういうことでしょうか。

ブランドの一貫性には3つの意味があるようです。

➀時間の一貫性(継続性)
発信が継続的にぶれないで、何年も本質を伝え続けること
⓶商品間の一貫性(整合性)
商品ごと、ジャンルやビジュアルがちがっても、本質的な「夢」の部分は普遍的であること
⓷マーケティングミックスの一貫性(統合性)
商品が語ること、広告が語ること、営業が語ることすべてが一致していて、そのすべてが一つの「夢」から発想されていること

”一貫性”というのは、とてもとても大切なことです。

よくあるのが、企画では「夢」を語っていても、
広告では「業界初!」「最軽量!」「●●コーティング」など機能的な優位性を発信して
営業マンは「値引き」で売りさばく。

個人であっても同じこと
ブログやHPでは「暮らしを楽しむ」「心を整える」など発信していも
実際の自分の暮らしがすさんでいたり、感情が浮き沈みした表現の発信を繰り返したり…

人はみな、ひとつのブランドを断片的に見ています。

のように、いろんな角度から
ブランド(個人、商品、会社)=●●● というイメージを蓄積していきます。

だからこそ、一貫性ってとても大事。
個人や会社であっても、そのファッションだったり、立ち振る舞いだったり、サイトの雰囲気だったり、
綴る内容だったり、SNSの発信だったり、お客様が接するすべての”コンタクトポイント”に一貫性を持たせること。

これがとてもとても大事。

ついつい目の前の業務や利益、市場の動向や誰かの反応に目を奪われがちですが、
そんなときこそ、いつも立ち戻れる<場所=夢>をブランドづくりにおいてつくっておくと、絶対にぶれません。

何を発信していいかわからない。どう伝えていいかわからない。
そんなときは、そんなときこそ、ブランドをしっかりつくっておくと、とっても楽。
いつでも立ち戻れる場所をつくっておくと、発信力がどんどん加速されます。

ぜひ試してみてくださいね!

2015-11-16 | Posted in BLOGComments Closed