日本一情熱のあるランドセル屋さん

Wed, 6 January 2016

2016年。

新たなステージを迎える人も多いかと思います。入園、入学、入社、転職、結婚などなど。

そんな中でも今日ご紹介したいのが、<ランドセル通販>ビジネスである”工夫”をしたお店が売り上げを伸ばしたお話です。そのお店は屋号から

❝日本一情熱のあるランドセル屋さん❝

http://www.minabe-bungu.com/

売っているのは、コクヨ あんふぁんモデル ランドセル

そう。つまりコクヨのランドセルを売ってる販売店はほかにもたくさんあります。今やスマホでカンタンに検索できる。それなのにここのお店には、感謝のお手紙が絶えません。

2016L016a

それはなぜなのでしょうか。

シンプルに説明されているので、ここに書くと

ランドセルはカバンではない。ランドセルはお母さんの愛情そのもの。

つまり、買い物の意義を、他店と変えたことに成功の鍵がありました。

NOT ●●, BUT●● (●●じゃない!●●なんだ)

この法則は、実は<ヤマト運輸>の「場所に届けるんじゃない、人に届けるんだ」コピーでも有名です。

通常、常識的に、みんなが持っているイメージを改めて定義しなおすこと。

ランドセル=カバン ではなくて、ランドセル=お母さんの愛情

ここを<決める>だけで、何が変わってくるか

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<通常>

ランドセルの説明→価格、素材、品質、強度、大きさなどの機能的説明が多い。

サイズ→長さやA4ファイルがはいるなどの具体的説明

<日本一情熱のあるランドセル屋さん>

ランドセルの説明→動画や写真をふんだんに使いわかりやすく、それがどんなメリットがあるか情緒的説明が多い。

サイズ→【ランドセルが大きい】→(荷物が全部入る)→(両手フリー)→【安全登下校】が実現できます。 誰よりも「子供の安全」と「家族の安心」を考えたランドセルです。

そして大安に届くというきめ細やかさ。

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他店に比べ圧倒的に多い情報量と、サイズ情報にとどまらない価値の伝え方。通販では補えないリアル店舗での背負った感覚などをどう伝えるかなど、<単なるカバン>から<お母さんの愛情>に定義を変えるだけで、視点ががらりと変わり、独自性がぐぐんとでてくる。

そして同じ商品を売っているお店よりもここで買いたいとファンがつくのです。

同じ商品を売っていると、どうしても価格競争になったり、模倣を繰り返します。でも商品は変えられない。だからこそ、

まずコンセプト(軸となるもの)を決めること。

自分の商品やサービスの業界では、これがフツーだけど、私が伝えたいのはそうじゃない!これなんだ!というものを、定義して言語化すること。

それだけでブランドづくりは、かなり方向性が見えてきます。

さらにそれが、他がやっていないこと、気づいていないことならなおさら独自性がでて、マスコミに取り上げられやすくなるし、顧客から選ばれやすくなるわけです。

これまでの自分の仕事に、コンセプトはありましたか?

今年はぜひ、コンセプトを決めてみてください。

これまで見ていた景色がガラリと変わるから。なにをすべきかはっきり見えてくるから。

 

 

2016-01-06 | Posted in BLOGComments Closed